生きるとはもがくこと。映画『モーターサイクルダイアリー』を見て
こんばんは、Keiです。
今日からブログスタートさせていきます!またプロフィールは違う記事にしますので初めての方にも私のことがわかるようにさせてもらいますね。
さて、今回映画にまったく詳しくない私が書く感想になるので、参考になるかならないかわかりませんが、ひとまず書いてみよう。
「モーターサイクルダイアリー」
「これは偉業の物語ではない 同じ大志と夢を持った2つの人生が しばし併走した物語である」
1952年1月4日 、アルゼンチンのブエノスアイレスに住む医大生エルネスト(フーセル)は喘息持ちにもかかわらず、先輩の「放浪科学者」ことアルベルト・グラナードと共に1台のバイク(ポデローサ号「怪力号」)にまたがり、12,000キロの南米大陸縦断旅行へ出かける。途中、恋人に会ったり、バイク事故に遭ったり、雪山を通ったり、徒歩やヒッチハイクや最後にはイカダに乗ったりと、南米先住民族(インディオ)や、チリのチュキカマタ銅山の最下層の労働者、ペルーのマチュ・ピチュや ハンセン病患者らとの出会いなど、行く手に巻き起こるさまざまな出来事を通して、南米社会の現実を思い知らされる。
映画のラストに80歳を超えたアルベルト・グラナード本人が少しだけ登場する。また、アルベルト・グラナード自身が『モーターサイクル・ダイアリーズ』の撮影に同行し撮影風景を記録したメイキング・ドキュメンタリーの『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』(2004年) もある。
Keiの評価 ★★★★★(最高五つ星)
キューバ革命の指者チェ・ゲバラの若き日の南米旅を描いた映画になる。
私がこの映画から感じたのは、とにかく旅=苦難の連続だということ。
しかし、彼らはその苦難を自ら選んでいるわけで、中には苦労を強いられている人もいる。ここがゲバラの心情の大きな変化が現れるターニングポイントだったのではないだろうか。
旅とは生きる事であり、その両者に共通するのはもがくこと。
この映画を見た後に、果たして自分は今もがけているだろうかと自問自答した。
答えは自分自身が一番分かっている。
ゲバラとグラナードの道中幾度とない困難を二人で乗り越え、その手でつかんだ達成に胸が熱くなった。最後のオチかわからないシーンですら泣きそうになりながら笑った。
人間味あふれる二人の友情、困難、時に笑いありの素晴らしい作品であった。